自宅ジムは最高の「時短投資」

ジムに通う時間、着替え、移動、待ち時間。これ全部なくなったら最高じゃない?自宅ジムはまさにそれを実現してくれる。

でも「何を買えばいいの?」「どれくらいのスペースが必要?」という疑問が出てくるよね。今回は予算別に3段階で紹介するので、自分の環境と予算に合ったプランを見つけてほしい。

そもそも自宅トレを何から始めればいいか整理したい人は、器具を揃える順番をまとめた40代の自宅筋トレ完全ガイドを先に読むと、どこにお金をかけるべきかが見えてくるよ。

エントリー構成(予算:3〜5万円)

必要な器具

  • 可変式ダンベル(30kgまで)× 2個:これが基本中の基本。片手30kgあれば、ほとんどの種目で十分な負荷がかけられる(タイプ別の選び方は可変式ダンベルの選び方で解説)
  • インクラインベンチ:フラットだけじゃなく角度をつけられるタイプを選ぼう。胸・肩・背中のバリエーションが一気に広がる(フラット・アジャスタブル・折りたたみの違いはトレーニングベンチは必要か(3タイプ比較)で解説)
  • 懸垂スタンド(チンニングスタンド):背中のトレーニングはこれがあるとないとで天と地の差

この構成でできること

  • ダンベルプレス、ダンベルフライ(胸)
  • ダンベルロウ、懸垂(背中)
  • ダンベルショルダープレス、サイドレイズ(肩)
  • ダンベルカール、フレンチプレス(腕)
  • ブルガリアンスクワット、ダンベルデッドリフト(脚)

正直、この構成だけでもかなりいい体は作れる。「まずは始めてみたい」という人にはこれで十分。

必要スペース

畳2〜3畳分あればOK。6畳の部屋の一角でも設置できる。

ミドル構成(予算:15〜30万円)

必要な器具

  • 懸垂バー付きパワーラック(ハーフラックでもOK):これがあるとBIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)のうち、バーベルスクワットとベンチプレスが自宅でできるようになる
  • バーベル+プレートセット(100〜150kg分):オリンピックシャフト(20kg)がおすすめだけど、スペースが厳しければ短いシャフトでも可
  • インクラインベンチ:パワーラックに合わせて使う
  • ジョイントマット or ラバーマット:床の保護と防音に必須

この構成でできること

エントリー構成の全種目に加えて、

  • バーベルベンチプレス(胸)
  • バーベルスクワット(脚)
  • バーベルデッドリフト(全身)
  • バーベルロウ(背中)
  • オーバーヘッドプレス(肩)

「ジムでやってたことがほぼ自宅でできる」のがこの構成の魅力。自分もこのくらいの環境でトレーニングしていた時期があるけど、正直めちゃくちゃ満足度が高かった。

必要スペース・騒音対策

  • スペースは「畳4〜6畳分」が目安。パワーラックの前後左右に余裕が必要
  • 騒音対策は「ラバーマット2重敷き」が基本。デッドリフトで床にバーベルを置く音はかなり響くので、1階or防音がしっかりした部屋が理想
  • 集合住宅の場合、デッドリフトはゆっくり下ろすか、デッドリフト用のクッションマットを使おう

フル構成(予算:80〜150万円)

必要な器具

  • スミスマシン付きオールインワンマシン:最近はスミスマシン・ケーブル・懸垂が一体になったマシンが充実している。これ1台でジムの8割の種目ができる
  • パワーラック+バーベル+プレート:フリーウェイトは別で用意するのが理想
  • 可変式ダンベル(40kg以上)
  • インクラインベンチ
  • ケーブルマシン(オールインワンに含まれない場合)
  • ラバーマット(部屋全面)

この構成でできること

「ジムに行く理由がなくなる」レベル。BIG3はもちろん、ケーブルフライ、ラットプルダウン、ケーブルクロスオーバー、トライセプスプッシュダウンなど、ケーブル系の種目も全部できる。

必要スペース

  • 最低でも「6〜8畳の専用部屋」が欲しい。ガレージを改装する人も多い
  • 床の補強も検討しよう。特に2階以上の場合は耐荷重の確認が必要

予算別比較表

項目 エントリー ミドル フル
予算 3〜5万円 15〜30万円 80〜150万円
スペース 2〜3畳 4〜6畳 6〜8畳
BIG3 △(ダンベルで代用)
ケーブル種目 × ×
懸垂
騒音リスク 中〜高 中〜高

まずはエントリーから始めよう

いきなり大きな投資をする必要はない。まずはダンベルとベンチと懸垂スタンドを買って、ダンベルトレーニングで自宅トレーニングの習慣をつけるところから始めてみよう。

続けていくうちに「もっと重量が欲しい」「バーベルでスクワットがしたい」と思うようになったら、ミドル構成にステップアップすればいい。実際、器具は中古市場もあるから、合わなければ売ることもできる。

自宅ジムは「時間の自由」と「トレーニングの継続性」を同時に手に入れられる、最高の投資だと思う。40代は仕事も家庭も忙しいからこそ、自宅でサクッとトレーニングできる環境を作ることをおすすめするよ。

次に読む

揃えたら使いこなしへ。

  1. ダンベルトレーニング — ダンベルの活用
  2. 自宅トレ vs ジム — 自宅トレの向き不向き
  3. 必須トレーニングギア — あると捗るギア

※本記事は個人の体験に基づいた情報です。器具の購入・設置は自己責任で行い、安全に十分ご注意ください。