ギアは「保険」であり「武器」でもある

筋トレギアって、最初のうちは「まだ自分には早いかな」と思いがちだよね。でも40代でトレーニングをしているなら、はっきり言おう。「ギアは早めに買え」。これが結論。

なぜかというと、40代は体を痛めたときの回復が若い頃と全然違うから。20代なら1週間で治っていた腰痛が、40代だと1ヶ月、下手すると半年かかることもある。ギアは「怪我をしてから買うもの」じゃなくて、「怪我をしないために使うもの」なんだよね。

最優先:トレーニングベルト

BIG3のスクワット系、デッドリフト系をやるなら「ベルトは必須」。これは断言できる。

ベルトの役割は、腹圧を高めて腰を守ること。高重量になればなるほど腰への負担は大きくなるし、40代の腰は本当に繊細。一度やってしまうと長期離脱になるから、ベルトなしでの高重量は絶対にやめてほしい。

ベルトの選び方のポイント

  • :全周が同じ幅の「パワーベルト」がおすすめ。前が細くなっているタイプより腹圧をかけやすい
  • 厚さ:10mm〜13mmが標準。初心者は10mmから始めるのが無難
  • 素材:革製が耐久性も高くフィット感も良い。ナイロン製は軽くて扱いやすいけど、高重量には革が安心
  • 留め具:ピンタイプかレバータイプ。レバータイプは着脱が楽で個人的にはおすすめ

最初の1本は「革製・10mm・レバー式」を選んでおけば間違いない。

次に揃えたい:リストストラップ(パワーグリップ)

デッドリフトや背中のトレーニングで重量が上がってくると、「握力が先に限界を迎える」問題が出てくる。背中はまだ余裕があるのに、手が持たない。これ、めちゃくちゃもったいないよね。

リストストラップ・パワーグリップ(握力補助)

  • デッドリフト、ラットプルダウン、ローイング系で大活躍
  • 握力を補助してくれるので、対象筋に集中できる
  • 「握力を鍛えたい」という理由で使わない人もいるけど、40代は効率重視でいこう
  • リストストラップとパワーグリップは用途が同じ(握力補助)。パワーグリップの方が着脱が楽

注意: 「リストラップ」と「リストストラップ」は名前が似ているけど全くの別物。 リストストラップは握力補助、リストラップは手首保護。間違えて買わないように。

リストラップ(手首保護)

  • ベンチプレスやショルダープレスで手首を守る
  • 自分も以前ベンチプレスで手首を痛めたことがあるけど、リストラップを付けるようになってからは一度も痛めていない
  • 扱う重量が重くなってきたら検討すべき。優先度はベルトやリストストラップよりは下
  • 硬さは「ミディアム」が汎用性が高い

ギアの優先順位まとめ

優先度 ギア 主な用途 予算目安
★★★ トレーニングベルト スクワット・デッドリフト 5,000〜15,000円
★★★ リストストラップ / パワーグリップ デッドリフト・背中種目 3,000〜8,000円
★★☆ リストラップ ベンチプレス・肩種目(重量が上がってきたら) 2,000〜5,000円
★★☆ ニースリーブ スクワット(膝の保護) 5,000〜12,000円
★☆☆ エルボースリーブ ベンチプレス(肘の保護) 3,000〜8,000円
★☆☆ トレーニングシューズ 全般(安定性向上) 5,000〜15,000円

上の3つ(ベルト・パワーグリップ・リストラップ)をまず揃えて、あとは自分の体の状態や種目に応じて追加していけばいい。

困ってるなら、とりあえず買おう

正直に言うと、ギアを買うとテンションが上がる。新しいベルトを巻いてスクワットすると、なんか強くなった気がするし、実際に腹圧も入りやすくなって記録が伸びたりする。

「このギア必要かな?」と迷っているなら、買ってしまおう。モチベーションの維持って40代のトレーニングではめちゃくちゃ大事で、ギアはその「やる気スイッチ」になってくれる。

合計1万円ちょっとで、ベルト・パワーグリップ・リストラップの3点セットは揃う。怪我のリスクを減らして、トレーニングの質も上がる。これはもう「投資」だよね。体を壊して整体や病院に通うことを考えたら、ギア代なんて安いもんだから。怪我予防の鉄則と合わせて、安全なトレーニングを心がけよう。

次に読む

ギアを揃えたら、環境づくりへ。

  1. リストラップとストラップ — リストラップとストラップの使い分け
  2. 自重より器具をすすめる理由 — 器具を使う理由
  3. ホームジムの作り方 — 自宅環境の整え方

※本記事は個人の体験と一般的な知見に基づいた情報です。トレーニングは自己責任で行い、痛みや異常を感じた場合は中止して医師にご相談ください。