睡眠は筋トレより優先

このサイトでは100点を目指さなくていいと繰り返し言っている。1分でも1セットでもやれば勝ち。

でも睡眠だけは妥協しちゃダメ

筋肉はジムで作られるんじゃない。寝ている間に作られる。トレーニングで筋繊維を傷つけて、睡眠中に成長ホルモンが分泌されて修復・成長する。寝なかったら壊しっぱなし。

40代になると睡眠の質自体が落ちてくる。だからこそ、睡眠に投資する意識が大事。

優先順位は明確: 睡眠 > 筋トレ。

寝る直前の筋トレはNG

「今日は忙しくてトレーニングできなかった。寝る前にやろう」——この気持ちはわかる。でも寝る直前の筋トレは眠れなくなる

なぜ眠れなくなるのか

筋トレをすると交感神経が活性化する。心拍数が上がり、アドレナリンが出て、体が「戦闘モード」になる。この状態から睡眠に必要な「リラックスモード」(副交感神経優位)に切り替わるには、最低でも2〜3時間かかる。

特に脚トレは要注意

これは実体験だけど、脚トレをした日は特に寝つきが悪くなる

スクワットやレッグプレスは全身の筋肉を大量に動員するので、体への刺激が他の種目とは段違い。交感神経の興奮も激しく、ベッドに入っても目が冴えてしまう。

脚トレをやるなら、朝トレか、遅くとも夕方までに終わらせるのがベスト。

トレーニングは就寝3時間前までに

目安として、就寝の3時間前までにトレーニングを終えるようにしよう。

  • 23時に寝たいなら、20時までに終了
  • 22時に寝たいなら、19時までに終了

これが難しいなら、その日は筋トレをスキップして寝た方がいい。睡眠を削ってまで筋トレをするのは逆効果。筋肉の回復が遅れて、翌日のパフォーマンスも落ちる。

睡眠環境を整える

40代の睡眠の質を上げるには、環境づくりが重要。「寝つけない」「途中で起きる」「朝スッキリしない」は、環境で改善できることが多い。

部屋を暗くする

人間の体は暗さでメラトニン(睡眠ホルモン)を分泌する。部屋は真っ暗にするのが理想。

  • 遮光カーテンを使う
  • 待機電源のLEDランプもテープで隠す
  • スマホの画面を寝室に持ち込まない(ブルーライト問題)

完全に暗くするのが難しければ、アイマスクが手軽で効果的。数百円で買えるし、出張先や旅行でも使える。

騒音対策

40代になると、些細な物音で目が覚めやすくなる。

  • パートナーのいびき
  • 外の車の音
  • 隣の部屋の生活音

これらが気になるなら耳栓。最初は違和感があるけど、慣れると手放せなくなる。シリコン製のものが耳に優しい。

マットレスには投資しろ

ここは声を大にして言いたい。マットレスはケチるな

人生の3分の1は寝ている。毎日8時間使うものにお金をかけるのは、最もコスパの良い投資。安いマットレスで腰が痛くなって整体に通う方がよっぽど高くつく。

特に筋トレをしている人は、トレーニングで体に負荷をかけた後の回復環境が重要。硬すぎず柔らかすぎず、体圧を分散してくれるマットレスを選ぼう。

具体的なブランドや価格帯は人それぞれだけど、最低でも3〜5万円以上のものを選ぶことをおすすめする。1万円以下のマットレスで筋トレの効果を最大化するのは難しい。

睡眠時間の目安

40代のトレーニーに必要な睡眠時間は7〜8時間

厚生労働省の健康づくりのための睡眠ガイド2023でも、成人は6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することが推奨されている。筋トレで体を回復させたいなら、その下限ギリギリではなく7〜8時間を狙いたい。

「6時間でも大丈夫」と思っている人もいるだろうけど、研究では6時間睡眠を2週間続けると、認知機能が2日間徹夜した場合と同レベルまで低下することが示されている。

筋肉の回復にも影響する。睡眠不足の状態では、成長ホルモンの分泌量が減り、コルチゾール(ストレスホルモン・筋分解を促進)が増える。つまり寝不足だと筋肉がつきにくく、分解されやすくなる

時間だけでなく質も大事で、寝る前のアルコールは睡眠の質を明確に下げる。寝つきは良くなっても途中で目が覚めやすく、回復が浅くなる。お酒との付き合い方は筋トレと飲み会・アルコールの付き合い方に、睡眠の質を上げるための減酒の考え方は別記事にまとめた。

朝トレを推奨しているけど、5時起きなら22時就寝。早起きのために早寝する。睡眠時間を確保した上でのトレーニングが鉄則。

まとめ

  • 睡眠 > 筋トレ。睡眠を削ってまで鍛えるのは逆効果
  • 寝る直前の筋トレは交感神経が興奮して眠れなくなる。特に脚トレは要注意
  • トレーニングは就寝3時間前までに終える
  • 部屋を暗くする。必要ならアイマスク・耳栓
  • マットレスには投資。毎日8時間使うものにケチらない
  • 40代トレーニーの睡眠時間は7〜8時間が目標

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回復の土台ができたら、頻度と時間帯の最適化へ。

  1. 週に何回がベストか — 回復力に合った頻度
  2. 朝トレのすすめ — 早寝早起きで睡眠と両立する
  3. 筋肉がつかない原因5つ — 休息不足も原因の一つ

※本記事は個人の体験と一般的な知見に基づいた情報です。睡眠障害が疑われる場合は医師にご相談ください。