40代の筋トレと食事管理|初心者はプロテインだけでいい
40代の筋トレ初心者は食事管理にこだわらなくていい。まずはプロテインを毎日飲むことから。PFC管理はいつ始めるべきか、続けるコツを実体験から解説。

初心者は食事管理を気にしない方がいい
いきなり身も蓋もないことを言うけど、筋トレ初心者は食事管理を気にしない方がいい。
理由はシンプル。筋トレと食事管理を同時に始めると、続かなくなるから。
筋トレだけでも新しい習慣。それに加えて「タンパク質を〇〇g摂って、脂質を〇〇g以下に抑えて、炭水化物は…」なんてやり始めたら、負担が大きすぎる。どっちも中途半端になって、結局どっちもやめてしまう。
まずは筋トレを習慣化する。食事管理はその後。
とりあえずプロテインを飲め
食事管理はしなくていいけど、プロテインだけは飲んだ方がいい。
ちなみに「プロテインがまずくて続かない」で挫折する人がかなり多い。味が合わずに飲むのをやめてしまうくらいなら、まずいプロテインの避け方と水割り・苦味の対処法を先に読んで、続けられる1本を見つけてほしい。
なぜプロテインが必要か
タンパク質の必要量は諸説あるけど、筋トレをしている人は最低でも体重×1.5gは必要と言われている。体重70kgなら105g。
📚 参考: 筋肉の維持・増加に必要なタンパク質量について、国際スポーツ栄養学会(ISSN)のポジションスタンドは、トレーニングをする人は1日あたり体重1kgにつき1.4〜2.0gの摂取が望ましいとしています。
これを食事だけで摂ろうとすると:
| 食品 | タンパク質量 | 必要量 |
|---|---|---|
| 鶏むね肉100g | 約23g | |
| 卵1個 | 約7g | |
| 納豆1パック | 約8g | |
| 合計 | 約38g | 105g |
全然足りない。1日3食すべてでタンパク質を意識しないと到達できない量。
プロテイン1杯で約20〜25gのタンパク質が摂れる。朝と筋トレ後に飲むだけで40〜50g。残りを食事で摂ればいいから、ハードルがグッと下がる。
毎日飲む
「筋トレしない日はプロテイン飲まなくていい?」と聞かれることが多いけど、毎日飲んだ方がいい。
筋肉は休息日にも修復・成長している。タンパク質は筋トレの日だけじゃなく、毎日必要。
食事で足りるなら飲まなくてもいい
当たり前だけど、食事だけで必要量のタンパク質を摂取できているならプロテインは不要。あくまで足りない分を補うためのもの。サプリメント(補助食品)の名前の通り。
食事管理を始めるタイミング
では、いつ食事管理を始めるべきか。
ボディメイクにこだわりたくなったら
「もっと体を絞りたい」「腹筋を割りたい」「大会に出たい」。そういう気持ちが出てきたら、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)の管理を始める時期。有酸素運動とカロリー管理も合わせて取り入れると効果的だ。
重量を伸ばしたいだけならシンプルでいい
「見た目はそこまで気にしない、重量を伸ばしたい」という人は、タンパク質の量を増やすだけで十分。細かいPFC管理は不要。たくさん食べて、たくさんプロテインを飲む。それだけで重量は伸びる。
PFC管理を続けるコツ
実際にPFC管理を始めるとなった時、一番の敵は「続かない」こと。
メニューをある程度絞る
毎食違うメニューを考えて、PFCを計算して…なんてやっていると、それだけで疲れる。
食事メニューはある程度固定した方が楽。 自分は半年以上減量を続けた時期があるけど、その時はほぼ同じメニューをひたすら食べていた。味気ないと思うかもしれないけど、慣れる。そしてPFC計算が一瞬で終わるから、頭を使わなくて済む。
調理は楽な方がいい
パートナーが専業主婦(主夫)で、料理の時間や手間、献立を考える負担が気にならないなら問題ない。
でも自分で料理をする場合、調理の負担で続かないケースが本当に多い。仕事で疲れて帰ってきて、PFCを計算しながら料理して、片付けて…。これを毎日やるのはかなりしんどい。
おすすめは:
- 鶏むね肉をまとめて茹でて冷凍 — 解凍してすぐ食べられる
- 炊飯器で炊いたご飯を小分け冷凍 — 計量済みで管理が楽
- カット野菜+レンジ蒸し — 包丁不要
- 冷凍ブロッコリー — レンジ3分、最強の筋トレ食材
手間を減らすことが、PFC管理を続ける最大のコツ。
1日の食べ過ぎに一喜一憂しない
これは声を大にして言いたい。1日食べ過ぎたくらいで何も変わらない。
飲み会でガッツリ食べてしまった。ラーメンを食べてしまった。そんな日があっても、数日かけて調整すれば全く問題ない。
1日単位で完璧を求めると、1回の失敗で「もうダメだ」と投げ出してしまう。大事なのは1週間、1ヶ月のトータル。1日の誤差なんて誤差の範囲。
好きなものを完全に断たない
減量中でも好きなものは食べていい。ただし工夫はする。
自分はラーメンが好きだけど、減量中は低糖質麺を使ったラーメンをたまに食べていた。完璧じゃないけど、普通のラーメンよりはマシ。そしてストレスがかなり減る。
完全に断つと反動が来る。 好きなものを工夫して取り入れながら、長く続けることの方がはるかに大事。
まとめ
| フェーズ | 食事管理 |
|---|---|
| 初心者(筋トレ習慣化中) | 気にしない。プロテインだけ毎日飲む |
| 重量を伸ばしたい | タンパク質を増やす。細かい管理は不要 |
| ボディメイクにこだわりたい | PFC管理を開始。メニュー固定で楽に |
- プロテインは毎日飲む(筋トレしない日も)
- 食事管理は筋トレが習慣化してから
- PFC管理を始めるなら調理は楽に、メニューは固定
- 1日の食べ過ぎに一喜一憂しない。数日で調整すればOK
- 好きなものを完全に断たない。低糖質麺とか工夫して取り入れる
次に読む
食事管理の次の一歩は、具体的なタンパク質確保と減量の数字。
- プロテイン3種の選び方 — ホエイ/ソイ/カゼインの使い分け
- PFCバランスの基本 — 管理を始めるならまずここ
- なぜ体重が減らないのか — カロリー収支の現実
※本記事は個人の感想と一般的な栄養学の情報に基づいています。効果には個人差があります。持病のある方、服薬中の方は医師にご相談の上でご利用ください。