脂肪肝がきっかけで筋トレを始めた40代の話|私が取り組んだこと
健康診断で脂肪肝を指摘された40代エンジニアが、筋トレと食事管理に取り組んだ個人的な実体験。筋トレだけでは脂肪は減らなかった正直な話。医学的アドバイスではないので必ず主治医にご相談を。

⚠️ 本記事は私個人の体験談であり、脂肪肝の治療法を推奨する医学的アドバイスではありません。 脂肪肝を指摘された方は必ず主治医にご相談の上で治療方針を決めてください。
健康診断で「脂肪肝」と言われた
30代半ばの健康診断で脂肪肝を指摘された。
正直、最初はピンとこなかった。「脂肪肝って何? お酒もそんなに飲まないのに?」という感じ。でも調べてみると、脂肪肝は放置すると肝硬変や肝臓がんにつながるリスクがあると知って、さすがにマズいと思った。
技術開発の仕事でデスクワーク中心。運動習慣はゼロ。食事も好きなものを好きなだけ食べていた。脂肪肝になって当然の生活だった。
「何か運動しなきゃ」。これが筋トレを始めたきっかけ。
筋トレを始めた。でも脂肪は減らなかった
ジムに入会して筋トレを始めた。最初は軽い重量からスタートして、少しずつ重量が上がっていくのが楽しくて、気づけばハマっていた。
数ヶ月で体つきは変わった。筋肉がつき始めて、周りから「体格変わったね」と言われるようになった。
でも体重は減らなかった。体脂肪も減らなかった。
筋トレをすると食欲が増える。「今日は頑張ったから」と食べてしまう。筋肉はつくけど、その上に脂肪がそのまま乗っている状態。健康診断の数値も大きくは改善しなかった。
「筋トレすれば痩せる」と思っていたけど、筋トレだけでは脂肪は減らない。これが最初に学んだ現実だった。
食事管理で脂肪が落ちていった
転機は食事管理を始めたこと。
カロリーを落とさないと痩せない。この当たり前のことに気づくまでに時間がかかった。筋トレの消費カロリーだけでは、食べ過ぎた分を帳消しにできない。
食事管理を始めてからは体重も体脂肪もしっかり落ちていった。半年で10kgの減量を達成し、その後の健康診断では脂肪肝の数値が改善傾向を示していた(あくまで私の場合の話です)。
これが筋トレのおかげなのか食事管理のおかげなのかは私には分からない。おそらく両方の影響があったのだろうと感じている。ただ、私の場合は食事管理なしでは脂肪は減らなかったのは事実。
重要: 脂肪肝の改善方法は人によって異なります。私の経験をそのまま真似て同じ結果が出る保証はありません。脂肪肝を指摘された方は必ず主治医にご相談ください。
体重の推移(5年の実数値)
「数値が改善傾向」と書いても抽象的なので、実際に記録していた体重の推移を時系列で出しておく。脂肪肝を指摘された35歳から、現在41歳までの5年間。
| 時期 | 年齢 | 体重 | この時期の状態 |
|---|---|---|---|
| 開始時 | 35歳 | 70kg | 脂肪肝を指摘・運動歴ほぼゼロ |
| 1年後 | 36歳 | 71kg | 筋トレのみ。体重はむしろ増えた |
| 2年目(沼開始) | 37歳 | 70→60kg | 食事管理で1年かけて-10kg |
| 4年後 | 39歳 | 60kg | 減量を維持 |
| 現在 | 41歳 | 63kg | 細マッチョを維持・脂肪肝の指摘なし |
注目してほしいのは1年目。筋トレを1年続けても、体重は70kg→71kgとむしろ1kg増えている。健康診断の数値もこの時期はほぼ変わらなかった。明確に動き始めたのは、食事管理を導入した2年目からだった。
なお正直に書くと、この記事ではγ-GTPやALT(GPT)といった血液検査の具体的な数値は載せていない。当時の正確な検査値が手元に残っていないためで、ここで曖昧な数字を出すより、確実に追跡できていた体重の実推移と、その後の健診で医師から脂肪肝を指摘されなくなったという事実までを、私が責任を持って言える範囲としておく。5年間の体重・ベンチの詳しい時系列はビフォーアフター記事にまとめている。
じゃあ筋トレは無駄だったのか
全然無駄じゃなかった。 むしろ筋トレがなかったら、食事管理も続かなかったと思う。
筋トレが果たした役割
1. ストレス発散
脂肪肝を指摘された時期は、仕事のストレスも大きかった。食事管理だけのダイエットは精神的にキツい。でも筋トレで体を動かすと頭がスッキリして、「食事管理も頑張ろう」と思えた。筋トレのメンタル効果は想像以上に大きい。
2. 自己肯定感の向上
重量が伸びていく、体つきが変わっていく。この「成長している実感」が自己肯定感を上げてくれた。食事管理は我慢の連続だけど、筋トレで「自分はまだ成長できる」と感じられることが精神的な支えになった。
3. 筋肉を維持して綺麗に痩せられた
これが一番重要なポイント。食事管理だけで痩せると、脂肪と一緒に筋肉も落ちる。体重は減ったけどたるんだ体になる。
自分の場合、筋トレを続けていたおかげで筋肉があまり減らなかった。脂肪だけが落ちていく形で、綺麗に痩せることができた。PFCバランスを守りながらタンパク質を多めに摂っていたのも効果があったと思う。
私が取り組んだこと(個人の体験まとめ)
| やったこと | 私が感じた効果 |
|---|---|
| 筋トレ(週2〜3回) | 筋肉維持、ストレス発散、自己肯定感 |
| 食事管理(カロリー制限) | 体脂肪が落ちた |
| プロテイン摂取 | 筋肉維持に貢献した感覚 |
| 半年で10kg減量 | 健康診断の数値が改善傾向に |
私の場合、筋トレ単体では脂肪は減らなかった。食事管理と組み合わせて初めて体重・体脂肪が動いた。
でも筋トレがなかったら、食事管理のストレスに耐えられなかったし、綺麗に痩せることもできなかった。筋トレと食事管理はセット。これが5年間の実体験から出た結論。
健康診断で脂肪肝と言われた人へ
もしこの記事を読んでいるあなたが、健康診断で脂肪肝を指摘されたばかりなら。
まずは筋トレを始めてみてほしい。食事管理は後でいい。最初から両方やろうとすると続かない。
筋トレが習慣になったら、次に食事管理を始める。この順番が大事。
脂肪肝だけでなく、血圧やメタボ・内臓脂肪など複数の項目を指摘されたなら、健診の数値を項目別に整理した40代の健康診断と筋トレも合わせて読んでほしい。
40代から始めても遅くない。自分がその証拠。脂肪肝の指摘が、人生を変えるきっかけになった。
次に読む
脂肪肝対策は食事が本命。次の順で進めば迷わない。
- 40代の食事管理 — まずプロテインから、無理なく始める
- なぜ体重が減らないのか — カロリー収支の現実
- 沼ハイブリッドで-10kg — 続く減量食の実例
※本記事は個人の体験に基づいた情報です。脂肪肝の治療については必ず主治医にご相談ください。食事制限や運動プログラムを始める前に、医師の許可を得ることをおすすめします。